次男は今3歳で1型糖尿病です。約1年前に発症しました。入院時からインスリンポンプとセンサー(パーソナルCGM)をつけて生活しています。
退院してから、2週間後に一度受診,その後は毎月一回受診しています。受診時には担当医師が、インスリンポンプからデータを受信し、1ヶ月の様子をパソコンで確認をし、『ここの基礎を上げましょう』『糖質比をかえましょう』『インスリン効価値をかえましょう』『夜中の基礎を~しますか?』など、話し合いながら決め、言われたことをメモにうつして家で変更する場合と,先生がその場で変更してくれる場合があります。その差が何かはわからないのですが…。家で変更する場合の方は、大急ぎで言われたことを書き→念のため復唱したりと…重要なことなので間違えてはいけないっ!と、アセアセしています。。
ここからは、《インスリン療法の種類》・《インスリンポンプによるコントロール》・《インスリンポンプ療法とは》を書いていきます。その後に、題名の【基礎と糖質比の設定をかえるとどうなるか?】になります。いつも、変更する時に頭でちゃんと考えて…となり、ササッとできないので、今回こちらに載せることにしました。
《インスリン療法の種類》
インスリン療法には、インスリンを1日1回~複数回注射で皮下に注入する注射療法と皮下に留置した細くやわらかいカニューレを通して持続的に注入するインスリンポンプ療法(Continuous Subcutaneous Insulin Infusion:CSII)とがあります。
《インスリンポンプによる
コントロール》
・簡単な操作で、人目を気にせずインスリン注入ができます。
・2日~3日に1回の注入セット交換が必要です。時間帯ごとに注入量を変更できるため、より生理的な分泌に近いインスリン分泌パターンを維持できます。
・食事の種類や食べ方に応じた、追加インスリンの注入方法を選択できます。
《インスリンポンプ療法とは》
インスリンポンプ療法では健康な方のすい臓の働きに近い状態にする、つまり血糖を正常に保つために分泌されている少量のインスリン(基礎インスリン)を、24時間連続的に注入するだけでなく、食事にあわせて必要なインスリン(追加インスリン)を比較的簡単なボタン操作で注入することが可能です 。
(メドトロニック のサイトより抜粋)
そして…本題の
【基礎 と糖質比】の設定をかえると
どうなるか?
※退院してから早い段階の受診時に、『基礎や糖質比が合わないときは、かえてください』のようなことを言われ…とまどいました。特に糖質比については、糖質比を上げるとどうなるか?がはっきりわからず…困ってしまったことがありました。ネットを探してみても、これといって明確なことが書いてあるものがなく…。なので、覚書も兼ねて、ここで書くことにしました。
※注意点!!3,4日の血糖コントロールではなく、1週間ちょっとぐらいの動きを見てから、変更すること。また、変更してすぐには変化が見られないこともあるので様子をみること。
【基礎について】
高血糖ぎみな場合
基礎の数値を上げる→インスリンの量が増える→血糖値が下がる
低血糖ぎみな場合
基礎の数値を下げる→インスリンの量が減る→血糖値が上がる
【糖質比について】
食後低血糖になる場合
糖質比の数値を上げる※二つ上げる
食後高血糖になる場合
糖質比の数値を下げる※二つ下げる
※一つではなく、二つ上げる,二つ下げるというのは、一つ数値を変えたぐらいでは変化があまりみられないからです(医師より言われました)